サロン運営において、以下の機能を取り入れてメニューづくりを行なって下さい。
1.生きがいづくり・仲間づくり機能
- 自宅から歩いていける場所に気軽に集えるサロンがあれば、生きがいづくり、仲間づくりの輪が広がり地域の中で楽しく暮らして行ける拠点となります。利用者と協力者の自主性を尊重し「気軽に」「無理なく」「楽しく」交流できる内容を企画し実施して下さい。
- サロンの運営や活動において、利用者と協力者等にも役割意識をもっていただき、皆で共に支えていくサロンであることを理解してもらって下さい。
- サロン実施時に「サロンの旗」を掲げることで、地域住民に啓発し、対象者が気軽に参加できる雰囲
気作りを行なって下さい。
2.介護予防機能
- 軽い運動をしたり、声を出したり、手先を使った作業を行なうメニューを取り入れる等高齢者の衰え
がちな心身機能の維持向上を図って下さい。
- 講師等で地域の人材を活用し、健康体操・栄養指導・保健指導などを定期的に行う事で、高齢者自身
が健康管理や栄養について感心を持ってもらうよう心がけて下さい。
- サロンに通い他の利用者と接する事で、加齢に伴う病気(認知症等)の早期発見・早期連絡(専門機
関等への連絡)する機能を持つサロンを目指して下さい。
3.学習機能
- 様々な分野の専門家を講師登録してサロンに招き、生涯・福祉学習の場として機能させて下さい。
- 地域住民がお互いに学びあい助け合う活動を通じて共生の理念の普及と啓発を図って下さい。
4.閉じこもり防止機能
- 一人暮らしの高齢者の中には、話し相手がなく一日中テレビを見て過ごす方や、家族がいてもほとんど会話がない方もいます。自分は世間から一人取り残されているという思いを持っている方もいます。こういった方々に対し、地区社協・民生児童委員等関係者の協力を得てサロンに参加してもらうよう広報・勧誘活動を行なって下さい。
5.連携・協働する機能
- 市社協・地区社協の認知のもと、地域の関係団体等と連携・協働し利用促進・活動啓発を図って下さい。
- 身近な心配事をサロンの中で、気軽に相談出来る雰囲気作りに心がけ、内容により関係機関・関係者(地域包括支援センター等・地域の専門相談員等)につなげるために、日頃よりネットワークを構築して下さい。
運営上の注意点
- 特定の活動(カラオケ・グランドゴルフ・手芸等)のみ実施する趣味の会的活動は、本事業におけるサロンとしては、認められません。上記1〜5の機能が備わったサロンで、地域の対象者が気軽に立寄る事が出来るサロン運営を行なって下さい。
- サロンは、事業にかかる収支を他の帳簿と区分して経理し、その関係を明らかにした書類を作成し事業完了後5年間保存して下さい。