特にこれをやらなければならないというプログラムを用意する必要はありません。住民有志(ボランティア)と参加者が話し合いながら、参加者にとって参加しやすく、楽しめるもの、そしてグループでできる内容を、その場その場で自由に決めていくことができます。
家に閉じこもりがちな高齢者にとって、「つどう」機会があることは大切です。ボランティアにとっても、仲間と集まりを持つことは楽しいと思います。お茶を飲みながらペチャクチャとおしゃべりをする「おしゃべりサロン」はいかがですか。
ゲームなどのレクリエーションは、場をなごませる潤滑油ともなります。高齢者でも無理なく参加でき、からだを動かしたり、大きな声を出したりできるゲームが良いでしょう。また、カラオケや囲碁ボール、将棋、囲碁など、参加者の希望を聞きながら進めてはいかがでしょうか。
楽しいだけではなく、役に立つことや有意義なことを企画するのも、おしゃべりが苦手な男性は参加しやすいものです。理学療法士さんに来てもらって腰痛体操を教えてもらったり、保健師さんに血圧を計ってもらったり、お医者さんに健康についてのお話をしてもらうなど、役に立つちょっとした講座です。
また、みんなで手芸を楽しみながら公民館などの座布団カバーをつくったりすることも、楽しんでつくったものが社会のために役立つという一石二鳥の効果があります。
なんといっても集うことの中心になるのが「食べる」ことです。大勢でいっしょに食べる食事は、また格別です。ボランティアが作ったり、参加者が持ち寄ったり、業者の弁当を注文したり、漬物を持ち寄ってお茶を飲むだけでも、みんなでテーブルを囲めば楽しいものです。
たまには気分を変えて花見や遠足などへ出かけることも、生活の範囲がさらに拡がる機会となります。