今日は、「村上三絃道」師範の辻田 彰さんと名取の石川 典子さんが三味線の演奏に来てくれました。昨年7月に来所されて以来、2回目の演奏会です。石川さんは「網膜色素変性症(視覚障がい)」を発症した方ですが、見事な「バチさばき」と師範との息のあった演奏に感動です。
今回は、明治初期から始まったと言われている津軽三味線で、「じょんがら節」の演奏から始まりです。「じょんがら節」でも、最も古い「旧節」といわれるものがある等、それぞれの演奏曲の紹介もいただきました。
演奏に続いて、三味線の試し弾きを教えてもらいました。左手で弦を押さえ、右手で弦をつま弾くという動きに、友遊しみずのみなさんは四苦八苦!
最後に、アルゼンチンのタンゴ曲である「リベルタンゴ」とオリジナル曲の「月華(げっか)」を演奏いただいた後、茶話会では活発な友遊しみずのみなさんとのおしゃべりも盛り上がっていました。今日は、慣れない三味線で「左手と右手の心地よい疲れ」がありつつも、気迫ある演奏に心が満ち満ちた日となりました。