残暑厳しい中、「いよ狸サロン」の主宰である本田 靖さんがたぬきにまつわるお話に友遊しみずへ来てくれました。
四国にはきつねがいない代わりに、たぬきが存在していることや実際に人々に語り継がれてきたお話、たぬきに魅了されるようになったきっかけなどを話していただきました。
本田さんは、全国に200名ほど会員がいる、「日本たぬき学会」にも加入されています。昨年は松山市で「道後たぬきシンポジウム」が開催されたそうです。
協は、しこくからきつねがいなくなった一説を、本田さんお手製の紙芝居「奥方に化けた古狐」の披露や松山のたぬきにまつわるお話をしていただきました。
後段には、「友遊しみずのみなさんは、たぬきにまつわる話を知りませんか?」の問いに、「お祭りの帰りに、よっぱらいがたぬきに化かされ野つぼを温泉と勘違いし、朝まで入っていたという話を聞いた」や「帰り道でいつもその場所に来ると間違えてしまう、たぬきに化かされたのだろうと父が話していた」と、思い出話が次々語られました。
茶話会では、本田さんのたぬき論議に盛り上がり、楽しかったお話の会に感謝して終わりました。あなたの隣りの人に尾っぽはないですか?