総合的な学習の時間で「ともに学ぶ~やさしい町 清水~」をテーマに学んでいる5年生。今回は、電動車いす使用者でCIL(自立生活センター)星空の柴田明寿さんと、いきがい交流センターしみずの職員で盲導犬使用者の森畑が、出会いの授業を行いました。授業の前に一緒に給食を食べての交流!食べている様子を観察したり、自分たちでも目を閉じて食べてみたりと体感しながら過ごしました。
いよいよ授業。森畑からは「ふくしって何?」「やさしい町になるようにボランティアリーダーに!」と、ワークショップを交えながら伝えました。柴田さんは、自身の体が親指しか動かない状態でも、様々な道具を駆使してパソコンを操作していることや、入浴・排せつなどのリアルな生活と、障害は体ではなく社会にあることを伝えました。最後は、手を使わずに「口(くち)じゃんけん列車」で工夫をすればみんなで遊べることを実践しました。
来週は、車いすの介助や白杖歩行・ガイドヘルプの体験をし、感じたことを俳句にします。
■開 催 日 令和5年5月25日(木)12時00分~15時20分
■参 加 者 5年生児童 73人
教職員 4人
講師 3人
愛媛大学地域連携実習生 4人
しみずサポートボランティア 3人
市社協職員 2人
□※地域交流事業「交流授業」は、高齢者と児童との異世代交流を行い、福祉・学習コミュニティの形成と学社融合の促進を図るため実施している事業です。