先輩職員の声を聞いてみよう!Vol.4 地域支援課
プロフィール
採用年度 令和元年度
年 齢 36歳
担当業務 地区社協、サロン活動の支援等を通じた地域支援、高齢者等の生活支援および見守り・安否確認事業等
こんな資格持ってます。
社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級
課の業務及び担当されている仕事を教えてください。
地域支援課では、地区社協やふれあい・いきいきサロン等の活動を支援しています。また、高齢者の見守り・安否確認の事業や子育て世帯の地域交流事業など幅広い世代の人々が安心して暮らせる地域づくりに関する各種事業を担当しています。事務的な仕事に加え、地域の現場に足を運び、社協事業の周知啓発や地域活動の取材を通して、地域住民や福祉関係者などたくさんの人と関ることも地域支援課の仕事の特徴です。
とある1日のスケジュール(日勤)
8:30 |
【業務開始】メールチェック、今日やることの確認 |
9:00 |
上司や同僚とミーティング(日々の報連相は欠かせません) |
10:00 |
【外出】地域で行われている高齢者の見守り活動を取材 |
12:00 |
事務所に戻り、お昼休憩 |
13:00 |
【外出】地区社協の役員さんと福祉交流会について打ち合わせ |
15:00 |
事務所に戻り、取材した地域活動を紹介する記事を作成・社協の公式SNSへ投稿、地区社協と打ち合わせした内容を整理 |
15:45 |
高齢者の安否確認や生活支援に関する相談対応 |
16:00 |
相談内容について今後の支援方法を課内で協議 |
16:50 |
メールチェック、タスクの整理・進捗確認 |
17:15 |
【業務終了】お疲れ様でした! |
松山市社協に採用されてからの仕事の経験を教えてください。
入職1年目はボランティアセンターに配属され、ボランティア養成講座を担当したり、ボランティア活動の現場にも足を運び、お話を伺いながらボランティア活動の相談・支援業務を経験しました。
2年目からは現在の地域支援課へ異動となり、今年で5年目となります。コロナ禍で地域の活動が大幅に制限される状況でしたが、オンラインを活用した研修会やイベントの開催にもチャレンジ!コロナ禍でも地域のつながりを途切れさせないように試行錯誤しながら業務に取り組みました。これまでの経験を通じて、地域の方々と築けたたくさんのご縁は私の財産です。
職場の雰囲気はいかがですか?
年代が近い職員も多く、先輩後輩を問わず仲の良い職場だと思います。仕事で困ったときには相談しやすく、ときには気さくに冗談を言い合える関係性もあり、仕事のオンとオフを切り替えて働きやすい環境だと言えます。
どんな時にやりがいを感じますか?
自分たちが暮らす地域のために苦労を惜しまず活動されている地域の方々からは日々パワーをもらいます。そうした人たちと一緒に社協事業に取り組むなかで、私の名前を覚えてもらい、頼りにされる、相談してくださるような関係を作れていると実感したときです。
仕事をする上で心掛けている事はありますか?
事務職員である以前に、ひとりの「社協」職員だという気持ちを大切にしています。社協が市民の方々から期待されていることにアンテナを張り、「これからも社協が地域で必要とされ続けるにはどうしたら良いだろう?」と考えながら職務に臨んでいます。
松山市社協を入職先として選んだきっかけはなんですか?
大学卒業後は福祉と異なる業界の地元企業で働いていましたが、近年多発する災害時にボランティアセンターを運営する社協に関心を持つように。平時から地域福祉の推進に取り組み、支え合いの地域づくり=災害時にも強い地域づくりの一旦を担っていることや、制度の狭間で取り残される人に手を差し伸べられる民間の柔軟性など、社協の持つ強みを活かして出来ることの可能性に強く惹かれました。ぜひ生まれ育った愛着ある松山市の社協で働きたいと思い転職を決意しました。
入職前に抱いていたイメージと、仕事のギャップはありましたか?
ある程度想定していましたが、デスクワークだけでなく、地域の集まりに出向いて社協の取り組みを紹介したり、小・中学校や高校、大学の授業で地域福祉についてお話ししたり、福祉専門職の会議に出席するなど、たくさんの人と対面で接することができる仕事だなと改めて実感しています。
休日はどのように過ごしていますか?
自宅でゆっくり過ごし、エネルギーを充電することが多いです。地域の方から教えてもらったお店やイベントなどの地域情報をもとに、市内を散策することも楽しみのひとつです。
採用試験を受ける皆様にメッセージをお願いします。
配属される部署や担当する業務は違っても、地域福祉の推進という大きな目的に向かって行政や民間、市民、福祉専門職など多様な人・組織と連携して取り組んでいく社協の仕事は、人とのご縁にも恵まれる大変魅力的な仕事です。社協の一員として一緒に働けることを楽しみにしています。