先輩職員の声を聞いてみよう!Vol.8 権利擁護支援課
プロフィール
採用年度 平成11年度
年 齢 47歳
担当業務 権利擁護センター運営業務(中核機関整備事業)/福祉サービス利用援助業務/法人成年後見業務
こんな資格持ってます。
社会福祉士
課の業務及び担当されている仕事を教えてください。
権利擁護支援課では、認知症などにより判断能力が不十分となり、一人で契約や財産管理などが困難となった方のために成年後見制度の利用を促進すると共に、後見人として活動される方のために金銭の入出金に関する留意事項など疑問の解決に向けたサポートをしています。その他、法人成年後見事業や福祉サービス利用援助事業等行い、地域の皆様が住み慣れたところで安心して暮らせるための事業を行っています。
上記事業推進のため、専門員として担当させていただいている方々の支援を行うほか、課長として事業の進捗管理を行ったり、課員のモチベーションを保つため、日頃よりコミュニケーションをとり状況把握をしたりするなど、信頼関係を構築できるよう努めています。
とある1日のスケジュール(日勤)
8:20 |
業務準備(受渡簿等本日の支援内容確認、各専門員・支援員毎に払戻依頼書・通帳等のセッティング) |
8:30 |
業務開始、支援内容の確認(伝票記入等) |
9:00 |
支援準備(銀行での払戻・振込等) |
9:40 |
利用者宅へ出発 |
10:00 |
訪問① |
10:30 |
事務処理(ケース記録記入、収支確認等) |
12:00 |
休憩 |
13:00 |
利用者宅へ出発 |
13:30 |
訪問② |
14:30 |
事務処理(ケース記録記入、収支確認等)、支援員等との連絡調整 |
15:00 |
資料作成(委員会・専門職相談等) |
16:30 |
受渡簿、通帳等入出金を含む関係書類のチェック |
17:15 |
業務終了 |
松山市社協に採用されてからの仕事の経験を教えてください。
社協に入職し最初に配属されたのは事業課地域福祉係でした。あれから25年、振り返ってみるとほぼほぼ地域福祉課(地域支援課)、ボランティアセンターでの業務に携わってきたように思います。地域で活動されている民生児童委員さんをはじめ、地区社協の役員さん等と連携を図りながら事業にあたらせていただいた中で、思い出に残っているのは、地域福祉活動推進計画策定に向けて開催した地域福祉デザイン塾です。担当地区を回り人材や行事等地域の社会資源の発掘を行う中で、地域の皆様と膝を突き合わせ色々な話をお伺し、地域に携わる大変さや楽しさを学ばせていただきました。
職場の雰囲気はいかがですか?
私の周りには子育てをしながら仕事をしている人が多いので、急なお休みや早退があっても自然と協力し合う雰囲気があります。子どもたちのイベントなどにも快く送り出してくれるのでありがたく思っています。
仕事をする上で心掛けている事はありますか?
チャレンジする気持ちを忘れないこと(自分には荷が重いと思われる仕事でも断らないなど)→経験値をあげるため
意思の疎通を怠らないこと→円滑な人間関係を築くため。
松山市社協を入職先として選んだきっかけはなんですか?
高校生の時経験したボランティア活動がきっかけで、福祉系の大学に進学しました。そして3回生の時選択したのが地域福祉を研究するゼミだったこともあり、調査研究する中で、社協職員の方々と話をする機会等多々あり入職先として身近に感じていました。
また、長期休暇で帰省した際、松山市社協に1週間実習という名目で事業同行等させていただき、業務内容や人に魅力を感じたことから選びました。
入職前に抱いていたイメージと、仕事のギャップはありましたか?
福祉系の大学に進学したことと、実習でも社協にお世話になったので、思っていた通りの働きやすい職場でした。
休日はどのように過ごしていますか?
よく家族と出かけています。あとは、休日問わず、時間があれば読書をしています。無理なく年間30~40冊読むことを目標にしています。
採用試験を受ける皆様にメッセージをお願いします。
仕事を選ぶ上で福利厚生がいかに充実しているかという点も大きなポイントだと思います。私が今まで勤めてこられたのは、福利厚生が充実しているため安心して仕事ができたこと、仕事がやりやすい環境にあったことが挙げられます。また、妊娠出産を2回経験しましたが、どちらとも産休、育休を取得することができ、仕事と育児を両立しながら頑張る私たちの味方になってくれたことも大きいです。
社協は、地域の人々が住み慣れたまちで安心して生活することができるよう、地域のさまざまな社会資源とのネットワークを活用し、多くの方々と協働しながら活動しています。
活動分野も高齢者や障がい者、子ども等様々です。人との出会いは仕事面だけでなく、自分自身も成長させてくれます。いろんな人と出会ったり、想いを一緒に活動したいという夢を持っている方、楽しみながら一緒に仕事しませんか。